これまで多くの会員事業所の皆さまが活用してきた「小規模事業者持続化補助金」について、今後の公募開始を前に事前準備から申請書の作成・完成までをシリーズ化してお伝えします!
第3回目は「申請書準備②」です!
実際に申請書の様式2の下書きとして進めていける内容です!
<顧客ニーズと市場の動向>
①市場の動向
②推定市場規模の試算
③活用できる統計ツール
④顧客ニーズ
①市場の動向
自社を取り巻く環境を把握し、整理していきます!
・自社を取り巻く業界状況
・消費行動、ニーズの変化
・国内全体、県内全体、商圏内など自社の置かれた状況にあった規模感の市場の動向
「世界規模の話」「大手の状況」など自社とかけ離れた業界状況は記載しても意味がありません!
②推定市場規模の試算
自社の商圏内にどの程度の「推定市場規模」があるのか試算してみましょう!
・統計ツールを活用すると試算が非常に楽です!
・「世帯数」と「1世帯当たりの支出額」を活用しましょう!
・直近だけでなく過去5年程度の推移を見ることで市場の動向を具体的に見ることも可能です!
③活用できる統計ツール
市場の動向を見る際に活用できる統計ツールを知っておきましょう!
・グーグルトレンド(注目度)
・j STAT MAP(統計地図、商圏分析)
・家計調査年報(年間支出額)
・グラレスタ(生産額、数量)
・各種業界団体統計データ
必要に応じて1つだけでなく組み合わせて使用することがポイントです!
④顧客ニーズ
補助金の取り組みにつながる「お客様の生の声」をアンケートやヒアリングで集めて整理しましょう!
タイトル(1行)
説明文(5~7行程度)
の構成で記載をしましょう!重要な生の声を2~3個記載してニーズを見える化していきましょう!
市場の動向、顧客ニーズは情報収集、生の声を活用することで具体的かつ自社に関係のある規模感で記載ができます!
統計ツールの活用は無料でできるのでおススメです!
商工会でつながり、商工会でチャレンジし、商工会で成長する!
島田市商工会は挑戦する企業を応援します!