島田市商工会では、経営発達支援計画に基づき当地域の経済動向分析を行っています。

地域経済分析システム「RESAS」を活用し、３つの項目を調査しました。

①地域経済循環マップ・生産分析

島田市における生産額（総額）は、2013年 6,302億円、2015年 7,096億円、2018年度 7,298億円
となっている。また中分類別の生産額のトップ５は以下のとおりとなっている。

島田市内の生産額は2013年度以降、増加傾向の推移が見られているが、生産額のトップ５の変化はなかったものの、市内の生産状況については2位のパルプ・紙・紙加工品が大きく伸びており、その他の産業を牽引していることが統計からも明らかとなった。

②まちづくりマップ・From-to分析

島田市への滞在人口の地域別構成割合を確認した。2021年5月、2022年5月、2023年5月の３年間の
同月比で分析を行った。

滞在人口の都道府県外ランキング上位は、愛知県・神奈川県・東京都がトップ３を占めている。
コロナ禍の影響もあり、2021年5月1,136人、2022年5月1,980人、2023年5月2,004人となり、
いずれも前年対比で回復傾向にあった。

③産業構造マップ

島田市内の企業数は、2012年 3,651社、2014年 3,555社、2016年 3,380社、と減少傾向が続いている。
事業所の業種区分における企業数の構造は変化が見られないものの、軒並み企業数は減少している。

本調査、分析に用いたデータはRESASが出典元です。

https://resas.go.jp/#/22/22209