製造業のカイゼンのポイントとして「ムダの削減」があります!
では実際にどのようなムダが発生しているのでしょうか?
日々製造作業を行っている現場では「習慣化」してしまい「ムダ」に気付くことが難しい場合もあります。
以下の9つの視点を意識して製造現場を見つめなおす時間を創ってみてはいかがでしょうか?
【製造現場で発生する9つのムダ】
①つくりすぎ
生産計画以上に作るムダ。材料が多くある場合などに発生しやすい。
②運搬(長距離、頻繁)
工場内のレイアウト、ライン編成不備で必要以上に長距離になっていたり、頻繁に発生する運搬のムダ。
当たり前になっていて社内では気付かない場合が多い。
③過剰在庫
材料、仕掛品、完成品を必要以上に保有するムダ。保管するためのコストが発生するため注意。
④手待ち
加工工程アンバランス、指示の不徹底によるムダ。価値を生み出していないもったいない時間。
⑤情報の過不足
指示の間違い、情報の過不足による判断ミスの発生による非効率なムダ。
的確な情報伝達ができていますか?
⑥管理
多すぎるチェック項目、不必要な詳細まで管理する体制によるムダ。
過剰管理のために余分な作業を行っていませんか?
⑦不良
不良発生、不良を作り続けるムダ。
不良を未然に防ぐカイゼンをしなければ不良確認のための作業も過剰に発生。
⑧立ち上げ
始業時、久々の作業などで発生するムダ。
製造開始を早めにし、午前中を効率的に活用できていますか?
⑨廃棄物を作る
製造機械、完成品が不要となり廃棄するムダ。
計画に沿った対応ができていますか?
第三者による現場確認も効果的です!
商工会に相談し、共に現場の確認をしてみませんか?
島田市商工会は挑戦する企業を応援します!