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商工会からのお知らせ
【地域の経済動向分析】まとめ
2022.06.09

島田市商工会では、経営発達支援計画に基づき当地域の経済動向分析を行っています。

地域経済分析システム「RESAS」を活用し、3つの項目を調査しました。

 

①地域経済循環マップ・生産分析

島田市における生産額(総額)は、2010年 6,469億円、2013年 6,302億円、2015年 7,096億円
となっている。また中分類別の生産額のトップ5は以下のとおりとなっている。

島田市内の生産額は2015年までのデータでは増減の推移が見られたが、生産額のトップ5の変化もある
ことから、市内の生産状況は外部環境の変化を受けながら変化していることが統計からも明らかとなった。
また食料品、パルプ・紙・紙加工品は地域内の地場産業や大手業者の影響から上位を占めている。

  2010年 2013年 2015年
1位

食料品

1,189億円

食料品

997億円

食料品

1,266億円

2位

パルプ・紙・紙加工品

590億円

パルプ・紙・紙加工品

521億円

パルプ・紙・紙加工品

670億円

3位

建設業

509億円

はん用・生産用・業務用機械

510億円

はん用・生産用・業務用機械

665億円

4位

住宅賃貸業

486億円

住宅賃貸業

490億円

建設業

507億円

5位

金融・保険業

247億円

運輸・郵便業

243億円

運輸・郵便業

255億円

 

②まちづくりマップ・From-to分析

島田市への滞在人口の地域別構成割合を確認した。2019年5月、2020年5月、2021年5月の3年間の
同月比で分析を行った。

滞在人口の都道府県外ランキング上位は、愛知県・神奈川県・東京都がトップ3を占めている。
コロナ禍の影響もあり、2020年5月は828人となり、前年対比42%となった。2021年5月も
前年と比較すると増加したものの、2019年5月比58%と県外からの滞在人口の減少が顕著であった。

 

③産業構造マップ

島田市内の企業数は、2009年 3,910社、2012年 3,651社、2014年 3,555社と減少傾向が続いている。
事業所の業種区分における企業数の構造は変化が見られないものの、軒並み企業数は減少している。

医療、福祉関連の企業数は増加していることから、高齢化社会における顧客ニーズに対応した起業や
外部からの出店があったものと予想される。

 

本調査、分析に用いたデータはRESASが出典元です。

https://resas.go.jp/#/22/22209

 

島田市商工会は挑戦する企業を応援します!

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